True Image for Crucialでのクローンが完了するけど、OSが起動しない!これをやっと解決できたので、誰かの役に立てばと思い簡単にメモ。
結論から言えば、Windows標準の機能でシステムイメージから復元させました。
これを書いているのは年末のクソいそがしい時期です。残念ながらあまり時間が取れないため、文字情報中心&ある程度知識のある方向けに書きました。
分かりづらい点があれば適宜コメントいただければと思います。
クローン失敗の状況
環境
- ※10年位前の古い自作PCです
- OS: Windows10 Pro
- 交換前SSD: CFD(CSSD-S6T128NHG5Q)128MB, MBRフォーマット
- 交換後SSD: Crucial CT500MX500SSD1 500MB
※以後、交換前のSSDをCFD, 交換後のSSDをCrucialと呼びます。
最初にやったこと
まず、CrucialをSATAでPCに繋げ、True Image for Crucialで、システム(Cドライブやその他のパーテーション含め)クローン作成。
そして、もともとのCFDを外し、そこにクローンしたCrucialを接続。念のため起動ドライブをCrucialにして起動……
- PCを診断中→
- 自動修復を準備しています→
- ディスクのエラーを確認しています。→
- 自動修復でPCを修復できませんでした。
と、クローンに失敗します。これまで10台近くSSDを換装してきましたが、これで問題になったのは初めてです。
その他試行錯誤したこと
- CFDに戻し、もともとのシステムでOSが破損していないかSFC /scannowしてみる(※1)
- CFDでcheckdskしてみる→問題無し
- CrucialをTrue Image for CrucialでMBRフォーマット
- CrucialをWindwsでMBRフォーマット
- CrucialをHard Disk Low Level Format Toolというツールでフォーマット
- Crucialでcheckdskしてみる→問題無し
- Crucialを複数の不良セクタ発見ツールにかける→問題無し
- 他のPCをTrue Image for Crucialでクローン作成→それもだめ
途中はSSDの不良も疑いましたが、不良セクタもないのでSSDに問題は無いような気がしてきました。
解決方法
他のソフト:AOMEI Backupper Standardか、EaseUS Todo Backupも貯めそうかと思いましたが、お金をかけたくなかったので、Windows標準のシステムイメージから復元したところ解決しました。
方法
- USBメモリにWindows10をマイクロフトから落としインストールメディア作成(後述)
- (Windows7のバックアップ)からCFDのシステムイメージ作成
- PCの原電を落とし、CFDをCrucialに置き換えて接続
- USBメモリでブートし(ここで新規インストールまで行かないように注意)、「コンピューターの修復」から、システムイメージをCrucialのドライブに復元
これだけで、問題無くCrucialから起動できました。
パーテーションの拡張
このままだと、128MB→500MBにしたのに、128MBのままです。ドライブの最後がCなら、Windows標準の機能=ディスクの管理→ボリュームの拡張から可能です。
しかし私の環境では、ブート領域:Cドライブ:システム回復領域と、Cドライブの後が詰まっているので、Cドライブのボリューム拡張ができません。
その場合、EaseUS Partition Masterを使えばパーテーションを操作できますが、見割り当て領域を動かす場合は有料とのこと。
しかしながら、ちょっとしたテクニックで無料でも可能でした。
- EaseUS Partition Master Freeをインストール
- システム回復領域をドライブの右端に移動して実行
- Windowsのディスクの管理→ボリュームの拡張でCドライブ拡張
まとめ
このSSDの問題で5時間以上、消費してしまいました(汗)。文字情報メインですみませんが、私にピタリの情報が無くてこずったので、せめてもの参考になればと思いメモしておきます。
不明点はコメント欄にいただければ回答させていただきます。
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